「実鈴」公式ブログです。

       賞味期限(梅肉エキス)

 前回のブログで、若い頃自然食品オンリー生活でジンマシンが出たお話しを

書きましたが、それ以降数十年経て理由が分からないジンマシンが出たことが

あります。

 なまものを食べてなかったので何故そうなったのか不思議でしたが、とにかく痒くて

何とか手当てしないとどうしようもない時に良い知恵が浮かびました。

 以前から梅肉エキスの賞味期限は本当にあるのか?疑問でしたので、この際自分の

からだで試してみようと思いついたのです。

 

 そこで製造日から7年経っている(賞味期限を4年過ぎている)梅肉エキスが手元にありましたので、それを飲むことにしました。

その結果数分で「かゆみ」は止まりました。

ところがしばらく経つとまた痒いのがぶり返してきたので、また梅肉エキスを飲むということを繰り返して痒いのがついにめでたくなくなりました。

赤い発疹が治るのはすぐにはいきませんでしたが、発疹の出た場所が胸からお腹にかけてだったのでそれも知らない内に消えました。

 

その結果梅肉エキスの賞味期限は3年よりももっと長いことが分かりました。

しかし梅干しの場合は違います。

次回は梅干しのお話を書きます。

また読んでくださいね!

 

         からだは変わる

 

 若いころ私は自然食に凝って、大好きな甘いお菓子をいっさい止めてご飯は玄米食

惣菜は自然食品店で買った物ばかりで調理して食べていた時期がありました。

体重を減らしたくて始めたのではありませんが、結果健康的にやせられました。

 しかし困ったことに友達と一緒に外食に行けなくなり、ある時ついに

少しぐらいは良いかな!とついつい気持ちがゆるんでお誘いにのってタラスパをお店で食べました処、即座にじんましんが腕に出てしまいました。

 

 食事を自然食にしていた期間は一ヶ月足らずというのに、そんな短期間でふつうの

食べ物に拒否反応が出るからだに変わったことに驚いてしまいました。

それで現代の社会ではこの食生活では生きていけないと悟り自然食を止めました。

 

 食べる物によって貴方が考えていらっしゃるよりもっと早く体質は変わるかも知れません。病気にかからないからだづくりにきっと梅はお役に立てると信じています。

一日二粒の梅干しをお召し上がりください。

一ヶ月経つ頃にご自分で何かからだの調子が変わったことに気付かれることでしょう!

 

        催 事

 10月には何年ぶりかで梅の催事を2回することが出来ました。

銀座に近い場所にある大手企業のご好意で、1回目は社員さまが対象で2回目は会社に

訪れる一般の方を中心に梅の売り出しをさせていただきました。

数年前に何度か催事の経験はあるのですが、なかなか良い結果を出せないで催事から

遠のいていました。

 修行ができてないのか 才能がないのか 運が悪いのか分かりませんが、なかなか

お客さんは寄って来てくれません。

幸い今回の会場にはテーブル席が設けられていてお茶とお菓子の用意までしてくださっていましたので、試食の梅干しを持ってまわりました。

だいたいの方が試食は受けてくださいましたが、購入にまでは至りませんでした。

 

 催事の良いところは直接お客さまとお話しをすることが出来ることです!

「梅干しはどんなことにいいのですか?」と訊いてくださる方も多く、そんな時に

梅の効用を何からお伝えすればよいのか、いつも迷います。

 

 この度の売り出しでお話ししましたことは、いつもはうす塩の梅干しを召し上がっておられるお客さまに昔風の塩だけで漬けた梅干しをおすすめして、お料理に使っていただくことをお願いして、 これからの寒い季節には度々登場する鍋物、中でも割り下を使っていただく「豚シャブ」を提案しました。

ふつうはポン酢を使われると思いますが、私はだし汁に昔風の塩だけで漬けた梅干しをお箸で割ってくずしていただきます。

 お肉を消化するときに使われる消化酵素ペプシンは胃液の中にあり、他の酵素が中性ではたらくのとは異なり、強い酸性の中で活性化する特徴があり梅干しの応援で胃液の濃度が高まって消化が促進されるのです。

食酢に含まれる酢酸に比べて、梅に含まれるクエン酸は3倍の効用があると謂われています。

 ぐんと寒さが増して来ました今日この頃、梅干しの割り下で豚シャブをお召し上がりくださいませ。

 

 

 

          胃の老化

「胃の老化」とは胃液を分泌する粘膜の面積が胃の内側の面積の4分の1以下に

なることです。

 

 胃液が少なくなると解毒作用が衰え、他の人と同じ食べ物を食べても食中毒に

かかる危険度が高くなります。

食中毒というのは菌が生きたまま腸へ侵入して、腸は弱アルカリ性の環境なので

殺菌することができなくて、菌が増殖を続けることによって起こります。

梅肉エキスの主成分「クエン酸」は腸の環境を一時的に酸性にして食べ物の

殺菌をします。胃液の助っ人としてはたらくのです。

 

 またクエン酸はカルシウムと結びついてカルシウムを溶けやすくして腸壁から

カルシウムを吸収する率を30%上げる効果(キレート効果)もあります。

 

それから人間のからだには、肉や魚や甘いお菓子などの酸性の食品をたくさん食べた時に血液をはじめとする体液の弱アルカリ性を保つために骨からカルシウムを持ち出して

バランスをはかろうとする自然の機能があります。

それによって美味しいものをいっぱい食べても、すぐに体液が酸性になることはありませんが、カルシウムを持ち出された骨はもろくなるという理由です。

 

 梅はアルカリ性食品なので肉や魚など酸性食品とのバランスをとりカルシウムが

骨から持ち出されるのを防いでくれます。

 胃腸の調子を整えるために、また骨粗鬆症にならないように、

どうか毎日梅をお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

                梅肉エキスのお話し

 日本人の場合「梅干し」は大体の方がご存知だと思いますが、「梅肉エキス」の方は

ご存知でない方が多いかと思います。

 

梅肉エキスの作り方は、青梅をすりおろして(おろし器は金属製のものは不可)

しぼったしぼり汁を黒い水あめ状態になるまで焦がさないように見守りながら弱火で何時間も煮つめるのです。

1kgの青梅から20gの梅肉エキスしかできません。

加熱することによってクエン酸と糖の一部が結合して梅干しには含まれない

「ムメフラール」という物質ができます。これが血液の流れをよくする物質です。

なぜ血流を早くすることができるのかは後日書かせていただきます。

梅の実の成分が濃縮されているので、その効果は同量の梅干しの30倍発揮すると

言われています。

 

「国産有機梅エキスつぶ梅丸」は手軽にお飲みいただけるように、水あめ状の梅肉エキスを国産の有機の米粉のみを使って粒状にしたものです。

常日頃の飲み方としては食前とか空腹時に、その日の体調に合わせて15~30粒をお召し上がりください。ゆっくり溶けますので朝召し上がるとその日一日安心ですね!

梅肉エキスで胃をコーティングしてから食事をすると胃酸のはたらきを助けて食べ物を

解毒し、消化を促進します。

 

 現代ほど薬がなかった明治17年・26年に日本国中で発生した「赤痢」に梅干しが

非常に効力を発揮したのをきっかけに、日露戦争の時には海軍は梅肉エキスを

衛星医薬品として正式に採用しました。

弘前大学医学部の佐藤興氏は梅肉エキスの研究を続け、純粋に近い抗菌性物質の抽出に

成功、これを赤痢菌・チフス菌・ブドウ状球菌等に与えた結果、赤痢菌は6mgその他の菌は9mgで死滅したことを学会に発表して注目されました。

 

食中毒にかかってすぐには医者へ行けない状態の場合に、梅丸60粒を飲み30分後にまた

60粒そして一時間後に60粒その後は2時間おきに60粒づつ飲むのが効果的です。

エキスが薄まらないように飲んだ後は湯茶を飲まない方がいいです。

 

私が最初に梅肉エキスを飲んだのは就寝直前でした。疲れがたまっていた時だったので、翌朝スッキリ目覚めたことに感激して今も飲み続けています。

旅行の時もつぶなので持っていきます。

ぜひ皆様にもお試しいただき、お役に立てますように願っております。

 

 

                  梅の力

 朝 梅を食べる習慣は私の弱い胃をすっかり標準レベルに引き上げてくれました。

お蔭さまでちょっと食べ過ぎてもそれまでのようにお医者さんへ駈け込まなくてはならないのは無くなりました。

私は胃も弱かったのですが、寒い季節になると必ず風邪を引き扁桃腺が赤く腫れて高熱が出るので耳鼻咽喉科とはご縁が切れない状態でした。

 

家の子供が幼くて喉の痛みを長い間耐えて過ごしていたある時、まだ言葉も出ない

我が子がどんどん私が食べ終わったばかりのお茶碗に梅干しの器から梅干しを移して

いました。

元に戻すことも出きないので仕方なく塩だけで漬けた自家製の梅干をいっぱい食べました。その後子供を乳母車に乗せて散歩に出ますと何とも気分が軽くて心地良いのです。

それは長い間辛かった喉の痛みが消えていたからです!

あの時の気分の良さは何十年経った今でも忘れられません。

その経験から風邪で喉の痛い人には、梅酢を水で薄めてうがいされるように勧めています。梅酢が手に入らない時は梅干しの下にたまった液でも同様の効き目があります。

冬になると必ず引いていた風邪も今ではほとんど引かなくなりました。

引いてもたいへん軽く済みお医者さんへ行くほどのものは無くなりました。

 

 ところで「民間療法」ということばをご存じでしょうか?

それは庶民が体験を積み重ねて伝承してきた病を治す方法、口から口に伝えられ現代に生き残った方法の事です。

「梅」はこの民間療法に役立つ最も重要な食品の一つです。

一昔前には日本の食卓に普通に有った梅干が今ではたいへん疎遠になっているように

思います。

残念な事です。

 

 

 

 

梅の家 梅で朝茶

梅干で朝お茶をいただく。これが私の一日が始まりです。

朝という空腹時に梅のクエン酸を胃や小腸に送り込むことによって殺菌・減菌作用を 効果的にし梅に微量あるピクリン酸が肝臓をはじめ内臓の諸機関に活を入れるはたらきをします。

 

梅は私たちの健康に欠かせない貴重な食品です。

一日2粒ぜひお召し上がりください。

一ヶ月続けると何かからだが良い感じに変わったのが分かりますよ!