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うつ病と梅

 

 梅は昔庶民の万能薬でした。

その殺菌力は強く、梅に含まれる有機酸には悪玉菌だけを殺菌し善玉菌は

活性化するという機能が備わっています。

抗生物質は有益な菌まで抑えてしまいますが、梅は有害菌だけを抑えるという素晴らしい働きがあります。

また腸のぜん動運動を促進します。

 

腸は第二の脳と言われるように腸は人間の脳と密接な繋がりを持っていることが分かってきています。

脳内の神経伝達物質であり精神の安定に影響を与える神経伝達物質「セロトニン」は

別名”幸せホルモン”とも呼ばれこれが体内で作られる量が少ないと、うつ病の大きな

原因になるのです。

そのセロトニンは90%が小腸にあり8%は血小板にあります。

ではどうすれば体内でたくさんのセロトニンを作ることができるのでしょうか?

セロトニンは腸内細菌から作られます。

 

腸内細菌は大きく善玉菌・日和見菌・悪玉菌に分類されます。

健康な人の場合は善玉菌20% 日和見菌75% 悪玉菌5%の割合です。

日和見菌はその名の通り食べ物や生活習慣によって善玉菌にも悪玉菌にも変わります。

 

梅の主成分クエン酸を摂取することにより、腸内にある大腸菌の有毒株やウエルシュ菌

ブドウ球菌等の悪性細菌を排便に伴って少なくすることにより、ビフィズス菌・乳酸菌等の良性細菌が力を発揮することができるのです。

心を落ち着かせるセロトニンを作るのは善玉菌(良性細菌)です。

 

梅エキスには梅の成分が凝縮されています。

腸の健康な活動を保つために善玉菌を増やすことがとても重要です。

幸せホルモン”セロトニン”をいっぱい作ることができて、

貴方の「鬱」を吹き飛ばすことができますように、どうぞ梅干し梅エキスを

お役に立ててくださいませ。