「実鈴」公式ブログです。

         健康寿命を延ばそう

 家の犬は今年の6月で満15才になりました。

耳は遠くなりましたが目も鼻も足も達者です。犬の年齢はいろいろな数え方があるのかも知れませんが、からだの大きさが小型犬と中型犬の間と言うところなので、だいたい

人間の年とすると80才ぐらいだと思います。

生まれて1か月半ぐらいの時に(獣医さんが歯から推定)子供が図書館の駐車場で拾って来ました。一緒に付き添ってきたご近所のお子さんが「この子はマイケルよ!」と

命名してくださったので、幼い純真な心から出たツルの一声に敬意を表して名前が

「マイケル」に決定して今日に至っております。

 マイケルはたいへんな散歩好きで大雨でも雷が鳴っても散歩は絶対に行かなくてはなりません。行かないと吠え続けますので、そんな日はしんどいのですが行くことにしています。朝は主人が約1時間、そして夕方は私が約1時間、行先は犬の心の赴くままに

一緒に歩きます。

主人はいつも「もしマイケルがいなくなったら私は散歩に行かなくなる」と言います。

想像しただけでも私もそう思います。

 

 ところでこの頃は若い世代に比べ高齢者の数が増えたことをよくいわれますが、商売的にも高齢者にターゲットがしぼられてコマーシャルをみていると痛切にそれを感じます。テレビ番組でも健康維持に関する情報を提供するものがあふれ、毎日のようにどこかの局でやってますよね。番組によっては真逆の話もあり、視聴者としてはどちらを信じるのか戸惑う処です。

 最近私が注目したのは、県別ランキングで「健康寿命と本の購読」の1位がいずれも山梨県なのに「週1回以上の運動・スポーツ実施率」最下位が山梨県だったことです。この結果が何を意味するのかを私なりに考えてみました。

 

 それはからだに与える影響として運動する事よりも頭脳を刺激することの方が

大きいということです。特別な場合を除いて、人が行動を起こす時は頭からの指令によるものですから、本を読み頭脳に刺激を与えることが、頭脳からからだ全身に

良い伝達を与え細胞を活性化して、病気になるのを防ぐ良策となるということだと

思います。

 ただただ長生きすることを目標と掲げるのではなく、健康で自分の事は自分で管理できて、出来れば他人の役に立つ側に自分を持っていくことが私のこれからの願いです。

散歩に行かなくなってしまった時には今よりもっと本を読むことにします。

 

 そして同じ目標を持つ方に、病気にならないように(予防医学)暮らすことの最も

重要な食材の一つとして梅がお役に立てますように祈っております。