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便秘を解消する

 先日主人が関西へ出張しました時に初めてお目にかかった方から梅の種を細かく砕いて粉にしたものを頂戴しました。

その方は現在80歳という高齢ですが、車を10時間連続運転できる強者でいらっしゃっいます。

ところがお話をお伺いしますと、今まで病気知らずというのではなく、66歳の時に

前立腺ガンになられてそれが落ち着いたら次は72歳の時にも他の臓器にもガンがみつかって、それも治療されて現在に至っておられるということです。

 その方がおっしゃるには、ガンの治療はいろいろ自分で研究されて治癒されたそうで、その中で最も重要な事は、如何に不要な物を体の中に置いておかないで短時間で便として排出するかという結論を出されたようです。

今食べた物が何時間後に便として出るかを綿密にチェックして便が腸に滞在する時間を最小限にすることに着目してガンを治癒されたようです。

 

それで思い出したのですが、私の母も便秘知らずが自慢の人だったのに晩年急に便秘で苦しむようになりガンがみつかって亡くなりました。

現在お悩みのある方は軽く考えないで真剣に便秘解消に取り組むべきだと思います。

以前にも書いたと思いますが、梅エキスに豊富に含まれる「有機酸」は腸を刺激して

ぜん動運動を活発にします。それから梅エキスには「カテキン」が含まれていて優れた整腸効果を発揮します。

フルーツではキウイフルーツを1日1個食べると結果が良いようです。ごぼうや人参たけのこなどの食物繊維の豊富な野菜の煮物も効果的です。

 

 話が80歳の元気な紳士に戻りますが、主人が梅の種の粉末のお礼に梅干をお贈りしましょうか?とおたずねしましたら、いっぱいストックしてあるので要りません!と返されてしまいました。

戴いた梅の種の粉末も種を砕くために多額の設備投資をされたようですが、サプリメントとして商品化するには薬事法の関係で今の処はできないので、自家消費にとどめていらしゃるということです。

 

 2018/11/8のブログで「アミグダリン」の話を書きましたので繰り返しになりますが、梅をはじめ、アンズ・ビワ・モモなどバラ科の果実には「アミグダリン」と呼ばれる

シアン配糖体が含まれています。特に種に多く存在します。

パキスタンのフンザ地方ではアンズの種から採取した油を生れてすぐの赤ん坊に与えることが風習になっています。

またメキシコやアメリカの一部の州で制ガン剤として用いられています。日本にあるクリニックでもガンの治療の為にアミグダリン療法を採用されている所があります。

 種を粉にした物は手に入りにくいかも知れませんが、塩漬けの梅干でも三年物になると種からアミグダリンが出てくるので食べ時だと言えます。ただしそれ以上日が経つと外へ出て行ってしまうので、大事に置きすぎないでくださいね。

 

 梅干も梅エキスもきっと病気を予防するお役に立てると信じています。

今日も梅干しを買いに来て下さったお客様から、今まで薬局でクエン酸を買って飲んでいましたが、それを止めて朝梅干しを食べることにしてから一日の疲れを感じなくなり

化学物との違いを実感しました!という嬉しいお言葉を頂戴いたしました。

 梅を扱う家業で良かったと思う瞬間でした。

 

 

 

 

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